【長谷園 かまどさん レビュー】いつものご飯が究極的に美味しくなる土鍋!

・長谷園のかまどさんってどんなアイテム?
・鍋で炊くご飯は美味しいの?

そう感じている方もいると思います。

当記事では、ぼくが最近頂いた「長谷園 かまどさん3合炊き」をご紹介。徹底的にレビューします。

アイテムのデザインや特徴。メリット・デメリットも合わせて解説しますので、是非参考にしていただけると嬉しいです。

目次

かまどさん3合炊きの基本情報・概要

仕様・スペック

サイズ:φ24×h18cm
重量 :4kg
容量 :1500ml
材質 :陶器
価格 :16,500円(税込)
サイズ展開:一合炊き、二合炊き、三合炊き、四合炊き、五合炊き

※直火:◯ IH:✕ 電子レンジ:✕ オーブン:✕ 食洗機:✕

長谷園について。

伊賀焼窯元・長谷園は、江戸後期の天保3年・西暦1832年、三重県伊賀市にて開窯しました。

伊賀焼の伝統と技術を守りながら、暮らしに溶け込むような道具づくりを目指している長谷園。

ごはんがまの他にも、卓上グリルや燻製土鍋、ビアマグなど、伊賀特性の土を活かした焼き物でラインナップが豊富です。

外観 / デザイン

スクロールできます

大きなダンボールの中に、かまどさんは梱包されています。内容物は、かまどさん本体、しゃもじ、取扱説明書の3つです。

土鍋には、中フタと外フタの2つが付いており、重量は4kg。かなりずっしりとした重みが感じられます。

鍋表面には、黒い釉薬が塗られているので、ツルツルとした質感をしています。この釉薬は遠赤外線効果が高いもので、ふっくらしたご飯の炊きあがりに影響があります。

フタの持ち手には、しゃもじが置けます。しゃもじを置いたときのデザインが可愛らしいです。

使用前に必要な「目止め」

かまどさんを使い始める前に、まず「目止め」を行う必要があります。これは、土鍋にお粥を炊き込む作業です。

お粥を炊くことで、お米のでんぷん質が土鍋の細かい気孔を埋め、水漏れを防いでくれます。

STEP
土鍋を水洗いする

土鍋をよく水洗いして水分を拭き取り、水を含みやすい底面を上にして自然乾燥させます。

濡れたまま使用すると、ひび割れの原因となるため注意!

STEP
お米と水を入れる

乾燥させた土鍋に8分目ほどの水(またはお湯)と、飯碗1杯程度のご飯(お米ではなく残りご飯)を入れます。

STEP
弱火で炊き込む

ざっと混ぜてご飯をほぐし、吹きこぼれのないよう弱火でゆっくりと炊き込んでください。

吹きこぼれを防ぐため、外フタを少しずらして加熱して下さい。

STEP
お粥を取り除き、水洗いする

お粥が炊き上がったら火を止め、土鍋が十分に冷めてから(1時間以上)お粥を取り除き、土鍋を水洗いしてください。

実際に使った感想【良かった点】

はじめに、実際に使って良かった点をまとめます。

良かった点

・土鍋で炊くお米は絶品
・土鍋の雰囲気・デザインが良い
・意外にも炊飯は手軽

土鍋で炊くお米は絶品

土鍋で炊くと味が全然違うと聞いていたので、最初の一口がとてもドキドキしていたのですが、本当に美味しく驚きました。

中フタを開けた瞬間につやつやのお米が目に入り、湯気とともにお米の良い香りが漂います。

お米一粒一粒がしっかりとしており食感を感じられます。これが「お米が立っている」という状態なのかと認識できる程、美味しく感じられました。

炊飯道具が土鍋になるだけで、これほど味が変化することが衝撃です。

土鍋の雰囲気・デザインが良い

炊飯の機能面だけでなく、土鍋本体のデザインも可愛らしくてお気に入りです。

ぽってりとした形、ずっしりと感じる重さ、しゃもじを乗せたフォルムなど、懐かしさやレトロ感を感じながらも愛着の湧くそんなデザインとなっています。

お手入れをすれば長い期間使用できる土鍋で、使い続けることで変化を楽しみながら、どんどん好きになっていく暮らしの道具です。

意外にも炊飯は手軽

土鍋を使った炊飯は難易度が高いのかなと思っていましたが、良い意味で裏切られました。

お米と水の量はキチンと量らないと駄目ですが、その後は火を付けて放置するだけです。

炊飯中に火加減を調整する必要はなく、蒸気が噴出した後に火を切れば良いので、時間を正確に計る必要もありません。

お米が炊けた後に蒸らす時間を含めても、30分もあれば炊飯が可能ですので、意外に手軽に炊飯できると感じました。

実際に使った感想【気になった点】

次に、実際に使って気になった点になります。

気になった点

・土鍋の取り扱い・お手入れの手間
・フタが持ちにくい

土鍋の取り扱い・お手入れの手間

水に浸けっぱなしにしておくと目詰まりしたり、しっかりと乾燥させないとカビの原因となったりとお手入れが必要です。

また、火にかけるときは乾いた状態であること、熱い土鍋を急冷しないことなど、取り扱いにも注意することがあり、多少の手間が発生します。

炊飯器や炊飯鍋を使用すれば、もっと楽にご飯を炊くことができるので、炊飯にできるだけ手間をかけたくない方には不向きだと感じました。

フタが持ちにくい

かまどさんには、中フタと上フタの2つフタがあります。

どちらのフタも、ずっしりとした重量があるものの、取っ手部は小さく持ちにくさを感じます。

特に炊飯後はフタが熱くなっており、布巾や鍋つかみを使用しなければなりませんが、その分さらに落としてしまいそうだという雰囲気です。

もう少し、がっちりとホールドできる形状だと嬉しいと感じました。

他社のご飯釜との比較

「長谷園 かまどさん」を類似アイテムと比較しました。

商品名称商品画像サイズ重量素材容量参考価格
長谷園
かまどさん 3合炊き
φ24×h18cm4kg陶器1500ml¥16,500(税込)
HARIO(ハリオ)
炊飯用土鍋
幅270×奥行230×高210mm
口径200mm
約2,800gホイッスルパーツ/ポリプロピレン
フタグリップ/シリコーンゴム
ガラスフタ/耐熱ガラス
釜/耐熱陶器
2〜3合¥9,900(税込)
KINTO(キントー)
KAKOMI 炊飯土鍋
φ175 x H125 x W195 mm約2,000g本体:高耐熱陶器
蓋:陶器
1200ml¥7,700(税込)
かもしか道具店
ごはんの鍋
W19cm(φ17cm)×H11cm1,690g耐熱陶器2合¥6,820(税込)
他社のご飯釜との比較

【まとめ】永谷園 かまどさんはこんな方におすすめ

今回は、ぼくが最近頂いた炊飯土鍋「長谷園 かまどさん」について解説しました。

長谷園 かまどさんはこんな方におすすめです。

・ガスで炊いた美味しいお米が食べたい方。
・丁寧な暮らしに憧れがある方。

かまどさんのおかげで、いつもの食事がワンランク上になった感覚があり、お米の美味しさに驚くばかりです。

ボタン1つで炊きあがる炊飯器も良いのですが、直火でじっくりと炊く鍋もまた趣があって楽しさを感じられます。

お米が美味しすぎて、食べすぎてしまいそうなことが心配です。

気になった方は是非。

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