・カフェのようなおしゃれな部屋にしたい。
・洗練された、かっこいい部屋を作りたい。
でも、「何をすれば良いかわからない!」「インテリアやデザインのセンスがない!」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、インダストリアルインテリアがおすすめです。
何も考えずに、おしゃれだ!と感じたものを集めていると、部屋はまとまりのない空間になってしまいます。
当記事では、簡単にインダストリアルインテリアを作るためのルールとコツを解説しています。
これを読めば、インダストリアルインテリアで失敗する可能性を下げることが可能です。
「色味」「素材感」「配色」を揃えることがインダストリアルインテリアを作るコツ。
インテリアはセンスではなく、仕組みが肝心だからです。誰でもおしゃれな空間を作ることができます。
インダストリアルインテリアって何?
インダストリアルインテリアとは。
インダストリアルとは、「工業の」「産業の」といった意味を持つ英単語です。
工業的な意味の通り、無駄を削ぎ落とした「無骨さ、シンプルさ、丈夫さ」がポイントになります。
インダストリアルインテリアの歴史は長く、およそ100年に渡ります。
起源は1920年代初頭、アメリカにて大量生産・大量消費が行われていました。
これまでは手作業だった製造業が機械生産に移管し、その影響でインダストリアルデザイン・建築が構成されていきます。
無駄を削ぎ落としたデザインが人気を博し、大流行。インテリアにも取り入れられました。
インダストリアルインテリアの魅力
・工業的な素材感の無骨デザイン。
・シンプルな配色、形状のスタイリッシュさ。
・植物などのグリーンと無機質さの調和。
・ヴィンテージアイテムが映える空間。
・落ち着きある、おしゃれなカフェのような雰囲気。
ざっと思い浮かんだ魅力を羅列しました。
インダストリアルインテリアの魅力は、おしゃれさとかっこよさを兼ね備えた空間作りが出来るところ。
おしゃれなカフェに使われているインテリアなだけあって、かっこよさだけではありません。
植物やヴィンテージアイテムとの相性がよく、落ち着きある雰囲気を演出してくれます。
しかも、これから記載するインテリアを構成する要素や作り方のコツを押さえれば、だれでも簡単に部屋づくりが可能です。
インダストリアルインテリアを構成する要素。
素材
インダストリアルインテリアで主に使われる素材は、
「アイアン」「コンクリート」「レザー」「レンガ」「木材」があります。
これらの素材を選ぶことで部屋の雰囲気が引き締まり、統一感が出てきます。
木材は、少し暗くて深い色味のものがおすすめ。
ヴィンテージ調や古材のアイテムだと部屋の雰囲気にぴったりです。
色味
インダストリアルインテリアで使われる色は、
「黒」「グレー」「ブラウン」「ホワイト」がベースになります。
この他、アクセントとして「緑」「赤褐色」「ベージュ」「木目」などもおすすめです。
インダストリアルインテリアは、暗くて男っぽいという印象がありますが、それだけではありません。
ホワイトベースに木目、家具はアイアン素材選ぶなど、組み合わせ次第で明るく柔和な雰囲気を持ったインダストリアル感を演出できます。
壁・床の色を変えて雰囲気アップ。
部屋の色は、壁と床の色が大半を占めています。
つまり、壁と床の色を変えてしまえば部屋の雰囲気が一気にインダストリアルテイストになります。
床の色は、「深い木の色」「グレー」が雰囲気にぴったり。
壁は「コンクリート調」「ブラック」「レンガ調」「グレー」あたりがおすすめになります。
賃貸物件でも、クッションフロア・壁紙を使えば手軽に色を変更でき、もちろん原状回復も可能です。
家具選びのポイント。
テーブルやソファ
テーブルやソファなどの大型家具は部屋のイメージを決めるインパクトのあるアイテムです。
大型家具のテイストが異なるとそれだけでインテリアスタイルがぶれてしまうため、上記で書いた素材と色を守る必要があります。
テーブルは「深い色の木材」や「モルタル調」の天板が使われたもの。
ソファは、「レザー素材」のものを選ぶと部屋の雰囲気にマッチします。
照明
部屋の雰囲気を決めてしまう照明は重要です。
インダストリアルインテリアは部屋全体が暗くなりがち。
そのため一般的な一室一灯ではなく、一室多灯がおすすめ。
シーリングライトの他にペンダントライトやスポットライト、スタンドライト、間接照明など様々です。
照明の素材や形状など部屋の雰囲気を作るためにこだわり甲斐のあるアイテムになります。
カーテン
窓には一般的なドレープカーテンではなく、ロールスクリーンやブラインドがおすすめ。
ロールスクリーンやブラインドは、すっきりとしたデザインでそれ自体の主張が少ないため、インダストリアルインテリアに馴染みます。
遮光性や耐熱性といった機能面でも申し分ありません。
インダストリアルインテリア作り方のコツ3つ。
コツ①:配色を整える
一般にインテリア配色の黄金比は、【70「ベースカラー」:25「アソートカラー」:5「アクセントカラー」】と言われています。
この割合を守って色を組み合わせると、バランスの良い部屋が出来上がります。
配色パターン①:「白」「黒」「グレー」
壁の一部と床が「グレー」。壁上部とベッドが「白」。照明やカーテンレールが「黒」の配色。
非常にまとまりのあるインテリアで、洗練された印象があります。
アイテム自体はシンプルながらも、おしゃれなベッド空間が作られています。
配色パターン②「グレー」「黒」「ブラウン」
壁と床が「グレー」。チェアやフレームが「黒」。テーブルとラグが「ブラウン」の配色。
ブラウンが部屋の良いアクセントとなっています。
スタイリッシュでかっこいい部屋づくりが出来ますね。
配色パータン③「グレー」「黒」「赤褐色」
床が「グレー」。照明、テーブル脚が「黒」。レンガの壁が「赤褐色」の配色。
レンガの赤褐色が部屋全体の温かみを演出してくれています。
照明の暖色も相まって、より落ち着いた雰囲気の空間です。
コツ②:家具の形を揃える
インダストリアルインテリアには、直線が似合います。
テーブルの形はスクエア、椅子やベッドの脚、ランプのシェードなど曲線のアイテムよりも直線を選ぶようにしましょう。
家具の形を揃えることを意識するだけで、簡単に部屋に統一感を出すことができます。
コツ③:同じ家具ブランドのアイテムでまとめる。
手っ取り早くインテリアに統一感を出すには、同じ家具ブランドのアイテムを使用することが一番です。
ソファ、テーブル、ベッドなどの大型家具は、部屋の中での存在感が大きくなるところがポイント。
同じブランドのアイテムはデザインの系統が似ているため、部屋がまとまって見えます。
かっこいいアイテムを揃えているブランドは多く、お気に入りが見つかるはずです。
インダストリアルアイテム探しにおすすめなショップ3選
インダストリアルアイテムをインターネットで探す際におすすめのサイトを3つご紹介します。
サイトの検索窓で「インダストリアル」と入力してみてください。
a.depeche【アデペシュ】
a.depecheは、鉄 ✕ 木。木 ✕ 生地など異なる素材を組み合わせ、心地よい空間を演出する京都発の家具ブランド。
異素材の組み合わせによって、「おしゃれさ」+「こなれた雰囲気」を醸し出してくれます。
インダストリアルインテリアの無機質さを程よく中和してくれ、バランスを取ってくれる家具たちです。
インダストリリアル感溢れる家具ブランド!
【FLYMEe】
日本最大級・正規取扱ブランドNO.1を誇るサイト【FLYMEe】。
スタイリッシュで高級感のあるアイテムが多く、ここで家具を揃えたらおしゃれな部屋間違いなし。
少々お高いと感じる価格帯のブランドが多いですが、その分お気に入りのアイテムが見つかるはずです。
1000以上のブランドからお気に入りアイテムを探せる!
【モダンデコ】
モダンデコは、インテリア家具・デザイン家電の総合通販サイト。
家具は全て自社工場で生産・品質管理を行っており、高い品質でありながらもリーズナブルなところが魅力的です。
サイトは、シーン別・インテリアテイスト別などで検索でき、理想のアイテムが探しやすい設計になっています。
コーディネートから家具を探すならココ!
インダストリアルインテリアを失敗しないために。
部屋が暗くなってしまう
黒やグレーの家具、無骨なアイテムが並ぶインダストリアルインテリアは、部屋が暗くなってしまいがち。
部屋が暗くなると、どんよりした雰囲気になり寒々しく感じてしまいます。
そこで、活用したいのが電球色の間接照明。
これによってインダストリアルテイストのアイテムを増やしつつ、部屋に明るさと温かさをプラスできます。
男っぽさが強すぎる
インダストリアルインテリアはかっこいい反面、男っぽさが強く出てしまう部分があります。
そのため、女性からは好意的に捉えられないインテリアかもしれません。
ここで意識することは、シンプルなデザインのアイテムを選ぶこと。
英語のロゴが入っていたり、安っぽく見えるアンティークアイテムを避けると、おしゃれに感じられますよ。
【まとめ】おしゃれな部屋を作ろう。
インダストリアルインテリアを作ることは、それほど難しくありません。
色味や家具の素材感を揃えるだけで、簡単に統一感のあるおしゃれな空間が作れる為、おすすめです。
お気に入りのおしゃれな部屋を作る参考になれば嬉しいです。
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