【OIGEN 鉄瓶 観月アラレ レビュー】美味しい白湯が飲みたいならコレ!

・鉄瓶の良さが知りたい。
・鉄瓶の使い心地ってどうなの?

そう感じている方もいると思います。

今回は、ぼくが最近購入した「OIGEN 観月アラレ」をご紹介。徹底的にレビューします。

アイテムのデザインや特徴。メリット・デメリットも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

目次

OIGEN 観月アラレの基本情報・概要

仕様・スペック

サイズ:W193xD161xH202mm / 底径85mm
重量 :1.9kg
容量 :1.2L
材質 :鋳鉄
対応熱源:ガス火、直火、電熱 ▷ OK

OIGEN について。

及源鋳造は、1852年(嘉永5年)創業。170年以上もの南部鉄器の製造を行ってきた歴史ある会社です。

900年以上もの歴史がある南部鉄器ですが、平成15年には新製品が誕生しており、まだまだ進化を重ねています。

現在、鉄瓶の他にフライパン、鉄鍋、鉄急須など豊富なラインナップが展開されています。南部鉄器を試してみたい方にピッタリです。

外観 / デザイン

黒い箱に梱包されて、鉄瓶は届きました。内容物は、鉄瓶本体、取扱説明書、鉄瓶のしおりになります。

ボディ上面には、南部鉄器の伝統的な「アラレ模様」が。ドット柄のようなデザインが可愛らしいです。

下部は、鋳物本来の質感を表した「はだ模様」が施されており、2つの模様が組み合わさってオシャレな仕上がりになっています。

特徴:持ち手(ツル)が倒れる

OIGEN 観月アラレは、持ち手(ツル)が倒れるタイプの鉄瓶です。

持ち手が倒れてくれる分、省スペースで収納できるところがメリット。

鋳物の特性上、持ち手が固定されて動かないタイプの鉄瓶もありますので、鉄瓶選びの1つの要因にしてください。

鉄瓶の使い始め方

STEP
硬水を準備する

硬水300mg程度の市販されている硬水を準備します。

水の量は、鉄瓶の容量の3倍程が目安です。

STEP
中火にかけ、沸騰させる

鉄瓶の中に水を8分目まで入れます。

蓋を外し、中火にかけ約20分間沸騰させます。

STEP
中の湯を捨て乾かす

蓋を乗せ、中の湯を捨てます。蓋を外し内部を乾かして、本体が冷めるのを待ちます。

STEP
②〜③を3回繰り返す

②〜③の工程を3回程繰り返したら、ならし作業が完了です。

使い込む程に湯垢が定着してきますよ。

湯垢とは:硬度の高い水に多く含まれるカルシウム・マグネシウムイオンが水を沸かすことで結晶化し、鉄肌に付着した白い膜のようなもので、鉄瓶内部に発生するサビを防ぐ効果があります。

実際に使った感想【良かった点】

はじめに、実際に使って良かった点をまとめます。

良かった点

・水がまろやかな味わいになる
・お手入れに手間がかからない
・長く使い続けられる

水がまろやかな味わいになる

鉄瓶で沸かした白湯を飲んだとき、そのまろやかな味わいに驚きました。

鉄瓶を使うと鉄分が摂れると聞いていたので、血のような鉄分が感じられる水の味になるのかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。

むしろ、口当たりが良く飲みやすい白湯になり、ただの水道水が美味しく感じられました。

鉄瓶を購入する前は、白湯を飲む習慣が身に付くかどうか不安がありましたが、心配が杞憂に終わるほど買って良かったです。

お手入れに手間がかからない

鉄瓶は、ほとんどお手入れが必要ないところが魅力です。

鉄瓶の内部は、酸化被膜によるサビ止めが施されているため、絶対に手を触れてはならず、洗う必要もありません。

沸かしたお湯を使い切った後の水分は、鉄瓶の予熱で自然乾燥されるので、放置すればOKとなっています。

メンテナンスフリーなところが、日常使いするにあたり非常に嬉しいポイントです。

長く使い続けられる

南部鉄器は100年使えると言われるほど、製品寿命が長いという魅力があり、鉄瓶も同様です。

長く使い続ければ湯垢がどんどん付着し、サビの発生を防ぎ、お湯の口当たりをまろやかにしてくれます。

鉄瓶を育て、変化を楽しみながら使用することで、より愛着の持てるアイテムです。

実際に使った感想【気になった点】

次に、実際に使って気になった点になります。

気になった点

・火傷に注意
・安くはない価格

火傷に注意

当たり前のことになりますが、湯を沸かすと鉄瓶のすべてが熱くなります。

取っ手やフタも迂闊に触れてしまうと、簡単に火傷をしてしまうほどの熱さです。

鍋つかみやミトンなどを使用して手の保護をするほか、小さなお子さんがいる家庭では手に届かないところに置くなど、配慮が必要です。

安くはない価格

OIGEN 観月アラレの価格は、税込19,800円です。

長く使い続ける為には品質の確かな南部鉄器を使いたいですし、長く使えば使うほど、1日あたりの価格が安くなります。

決して安くはない価格ではありますが、個人的にはそれだけの価値はあると感じました。

他社の鉄瓶との比較は以下にまとめていますので、参考にしてみて下さい。

その他鉄瓶との比較

「OIGEN 観月アラレ」を他社の類似アイテムと比較しました。

鉄瓶の模様は様々な種類がありますので、お気に入りのデザインを見つけてみて下さい。

商品名称商品画像サイズ重量容量対応熱源参考価格
OIGEN
観月アラレ
W193xD161xH202mm / 底径85mm1.9kg1.2Lガス火、直火、電熱19,800円(税込)
池永鉄工 tetu(鉄瓶)W203×D165×H150mm約2kg約1L(満水)ガス火、直火、IH(100V・200V)対応25,300円(税込)
空間鋳造 Egg約 Φ140 × H240 mm(持ち手含む)1.3kg約700ml(適正容量)
約900ml(満水容量)
直火、IH対応30,800円(税込)
壱鋳堂
鉄瓶 刷毛目
W18×D15×H20(cm)1.8kg約1.0Lガス火15,800円(税込)
その他鉄瓶との比較

【まとめ】OIGEN 観月アラレはこんな方におすすめ

今回は、ぼくが最近購入した「OIGEN 観月アラレ」について解説しました。

OIGEN 観月アラレはこんな方におすすめです。

・鉄分を摂取したいと考えている方。
・白湯を飲む習慣を身に着けたい方。

普段、朝にコーヒーを飲んでいますが、コーヒーを淹れるお湯が鉄瓶で沸かしたお湯になったことで、コーヒーがより美味しくなったと感じています。

鉄瓶を購入したことで白湯を飲む習慣が身につき、QOLが向上しました。

これから鉄瓶を使い続けることで、どんどんと美味しいお湯を沸かしてくれるように育てていきたいです。

気になった方は是非。

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